高川学園(山口)は「トルメンタ」を繰り出せずに、青森山田に敗れた。

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優勝候補の青森山田を相手に、前半から攻め込まれる時間が続いた。開始3分と前半26分にセットプレーから失点。反対に敵陣になかなか攻め込めなかった高川学園は、セットプレーの機会を奪えず、「トルメンタ」までたどり着けなかった。

後半は縦のロングパスからチャンスメークを試みるも、青森山田の堅い守備に阻まれた。後半42分に浅い位置でFKを得たが、ゴール前へのロングキックで、「トルメンタ」は出ず。手を緩めない相手の圧倒的な攻撃力を前に、後半は4失点を喫した。

「トルメンタ(スペイン語で嵐、旋風)」は、セットプレーの際に、中で待つ数人が円陣を作りぐるぐると回転しながら動く戦法。日本国内だけでなくSNS上で世界に拡散され、注目された。“高川学園旋風”は準決勝で終わったが、確かな爪痕を100回大会に残した。

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