青森山田の10番で主将、FC東京内定のMF松木玖生(くりゅう、3年)は、3試合連続のゴールで優勝を呼び込んだ。

前半を2点リードで折り返すと、後半10分、青森山田は左サイドでスローインを獲得。MF藤森颯太(3年)がロングスローでゴール前にボールを送り、相手DFのクリアボールを再び藤森が頭で中央に戻すと、松木がたたきつけるようなヘディング弾を決めた。

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準々決勝の東山(京都)戦、準決勝の高川学園(山口)戦に続く3試合連続ゴールで、今大会4ゴール目。優勝が決まった瞬間こそ笑顔を見せなかったが、場内インタビューでは「春から頑張ってきたものが報われてすごくうれしいです」と満面の笑みで話した。

夏の高校総体(インターハイ)、高校年代最高峰のプレミアリーグEASTを含めた“3冠”を達成した。チームを引っ張ってきた松木は「これは仲間と一緒に取った3冠なので、しっかりとこの後喜びを分かち合いたいと思います」と胸を張った。

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