J1のヴィッセル神戸は16日、今季の新体制を発表し、三浦淳寛監督(47)がアジア・チャンピオンズリーグ(ACL)優勝を目標に掲げた。

3季目となる同監督は「昨シーズン、我々はAFCチャンピオンズリーグ(ACL)の出場権獲得を目標にシーズンをスタートしました。リーグ戦において史上最高位の3位で終え、再びアジアナンバーワンを目指す戦いに参加します。目標達成においては、選手たちが日ごろの練習を非常に大切にしてくれたこと、とにかくサッカーにかけろという話の中で、選手たちが自分の貴重な時間を、サッカーに注いでくれました。そして、もう一つは、チームの現場、事業部、スポンサー、サポーターの皆さまが一致団結できたことです」とコメントした。

さらに「今の自分の座右の銘は高校時代(長崎・国見高)に小嶺先生から頂いた『自信と過信は紙一重』という言葉です。アジアナンバーワン、リーグタイトルに向けて、選手と一緒に日々のハードな練習に取り組んでいきます。日々の練習の積み重ねが、結果に結びつきます。シーズンを通して皆で成長し、チームを改善していきます」と意気込みを示した。

チームは阪神・淡路大震災から27年となる17日に始動し、主将は4季連続でイニエスタが務める。

今季開幕戦(2月19か20日)で、名古屋グランパスとアウェーで対戦する。