新型コロナウイルス感染者が相次ぎ、高知キャンプでの活動を19日午後から停止していたJ2アルビレックス新潟が29日、春野総合運動公園陸上競技場でトレーニングを再開させた。

19日から10日間の隔離期間が経過したことを受け、ホテル内の自室で待機していた選手とスタッフ(人数は非公表)を対象に28日にスクリーニング検査を実施。この日の午前に陰性が確認された選手たちが午後からの練習に参加し、約1時間、軽いランニングやパス回しで汗を流した。チームスタッフは「久しぶりに外に出たことも含め、ボールを蹴れるうれしさを改めて実感しているようだった」と振り返った。

これまでに陽性判定を受けた選手、スタッフら18人は隔離期間経過後に健康状態を確認した上で、順次トレーニングに合流する予定となっている。