浦和レッズのリカルド・ロドリゲス監督(47)が11日、13日のアウェー鳥栖戦(駅スタ)を前にオンライン会見を行った。

9日には新外国人のMFダビド・モーベルグ(27)がチームに合流。「攻撃的な選手で、フェイントのプレーも持っている。得点力がある、攻撃で右サイドでたくさんのものをもたらしてくれる選手」と大きな期待を寄せた。

来日前もトレーニングマッチの映像を見ながら戦術面の確認をするなど、密なコミュニケーションを取ってきた。鳥栖戦でのベンチ入りについて「彼はメンバーの一員で練習もしているので、次の試合のベンチに入る可能性もある」と否定はしなかったが、「来たばかりでしっかりトレーニングを積んでいかないといけないプロセスもある」とした。

モーベルグだけでなく、MF松尾佑介(24)がケガから復帰しチーム練習に合流。これまでコロナ禍やケガ人、退場者が続けて出るなど、メンバーをそろえられずに苦しんできた。「ローテーションしながら疲労もコントロールすることができる。モーベルグと松尾はオプション増やしてくれる」と喜んだ。

開幕から4戦勝ちなしと苦しんだが、前節6日湘南戦(埼スタ)で初勝利。頼もしい新戦力も加わり、連勝で弾みをつけたい。