4連勝中の鹿島アントラーズが4日、鹿嶋市内で6日のアビスパ福岡戦に向け調整を行った。

前日からの強雨で、練習前にはスタッフがトンボで水をピッチ外に出す作業に励み、バイラー監督もトンボを手にグラウンド整備を手伝った。

バイラー監督は3月15日のルヴァン杯・大分トリニータ戦から指揮を執り、以降、チームは公式戦で3勝1分け。リーグ戦に限れば、岩政コーチが指揮を執った3月11日のヴィッセル神戸戦から4連勝で、開幕ダッシュに成功している。

指揮官は次節の福岡戦に向け「アウェーなので多少の戦い方の変化はある」とほのめかし、堅守の福岡の対策へ「守備が強いチームで得点を決めるのは難しい。プランはありますが、試合前なのでお伝えすることは出来ません」と話すに留めた。

5連勝となれば、ザーゴ前監督が指揮した20年夏(7連勝)以来となる。