川崎フロンターレが、地元クラブのジョホールに引き分けた。これで3試合を終えて、1勝2分けの2位。対するジョホールは、2勝1分けで首位をキープした。

鬼木達監督(48)は、試合を振り返って「非常にタフなゲームになりました。前半でいくつかチャンスがあったので、そこで点を決めていれば、違った展開になったと思いますが、決められずに相手の集中力も続きましたし、コンディションも自分たちはどんどん厳しくなっていったかなと思っています。後半ももう少し自分たちからアクションを起こせたらなと。チャンスの数をもっと増やさないといけないと思います」と話した。

地元のチームということもあり、試合を通して、相手サポーターの大声援に包まれた。鬼木監督は「やはり勝ち点3を取りたかったというのは変わりません。ただ、久しぶりの完全アウェーというか、声援もあったりと選手が経験したことがないような状況の中の勝ち点1です。悔しい思いは強いですが、次のゲームで勝ち点3を取れるように修正していきたいです」。ジョホールとは、中2日で24日に再戦する。「1人1人が頑張りますし、組織としてもオーガナイズされていて崩すのは難しいという印象があります。ただ、落ち着いて自分たちのサッカーを取り戻すことで、次はまた違った試合ができると思っています」。次こそは、勝利を手にする。