J1アビスパ福岡は26日、定時株主総会を開き、21年度決算で純損失5億500万円の3期連続赤字を発表した。

売上高は21億3200万円。前期比約6億円増収も、コロナ禍、入場料収入不振などが響いた。本来なら3期連続赤字や債務超過で、リーグ参加資格のクラブライセンスを失う。だが、Jリーグがコロナ禍の影響により猶予期間を設けたことで、特例措置により救われた。ただ、これからが黒字化や債務超過解消への正念場で、川森敬史社長(56)は「入場者を(コロナ禍前に)戻したい。(赤字は)今期でクリアしたい」と前を向いた。

J1順位表はコチラ>>