セレッソ大阪は、ルヴァン杯を含めた公式戦では4試合ぶりの得点を挙げたが、逃げ切りに失敗し、3試合ぶりの勝利をつかめなかった。それでも、今季のアウェーは3勝3分けで不敗を守った。

試合後の小菊昭雄監督(46)との主な一問一答は次の通り。

-試合を振り返って

小菊監督 非常にタフなゲームだった。前半は少し守備の時間が長く、耐える時間帯もあったが、30分くらいからは自分たちのペースを取り戻せたと思う。後半は自分たちのボール保持の時間も長くしながら、交代で入った選手たちがギアを上げてくれて、先制点を取れ、追加点の可能性も引き出してくれた。そこでもう1点、取ることができなかったことが課題。

-具体的に前半は

小菊監督 入りの部分で自分たちが主導権をとって、高い位置からボールを奪いたい、押し込みたい、そういう計画はあった。逆に鳥栖も同じような準備をしてきたと思うが、うまく立ち位置を取りながら、スルーパス、ロングボールを使い分けられて、少し苦しい時間帯が続いた。ただ、全員でメンタル面も含めて強い一体感でしのいでくれたことが、自分たちの時間になっていった。前節鹿島戦からの課題を全員でクリアしてくれた。

-後半に投入したFWパトリッキとブルーノ・メンデスがかかわって生まれた得点は

小菊監督 得点は2人の素晴らしいコンビネーションから生まれた。練習でも再三、ああいった形でのゴールシーンもあった。なかなか先発で出られない状況は続くが、素晴らしい準備をしてくれているので、その努力がゴールに結びついたと思う。(アダム)タガートも含めて(FW陣は)、コンディションを上げてきた選手が活躍してくれることでチームの底上げにもなっている。

【詳細スコア】鳥栖-C大阪はコチラー>