前回王者のアルゼンチン(FIFAランキング1位)が、史上最多6度目のW杯となった絶対エース、FWリオネル・メッシ(38)のW杯初のハットトリックでアルジェリア(同28)を3-0と下した。今大会第1号となった。
国際Aマッチ200試合目となったメッシは、開始早々の前半5分にゴールネットを揺らした。しかしここはオフサイドでノーゴール。すると前半17分、メッシがペナルティーエリア外から豪快な左足シュートを決めた。元フランス代表のレジェンド、ジネディーヌ・ジダンを父に持つGKルカ・ジダンのセーブを許さなかった。
メッシは後半15分に追加点を挙げた。MFマクアリスターが強烈なミドルシュート。GKジダンが前へこぼしたボールを右足で押し込んだ。
まだ終わらない。さらに後半31分に再びペナルティーエリア外から左足でゴール左隅へ鮮やかなゴールを決めた。圧巻のハットトリック達成に会場は大歓声に包まれた。ルカ・ジダンも脱帽するしかなかった。
メッシは後半34分、お役御免とばかりにピッチから下がった。
5月下旬に左ハムストリングの筋疲労で離脱。大会直前に復帰したばかりだったが、初戦から大会を彩るスーパースターが躍動した。
メッシはW杯通算16点(27試合)まで伸ばし、15点のロナウド(ブラジル)を抜き、1位のミロスラフ・クローゼ(ドイツ)と並んだ。この日のプレーを見る限り、今大会の記録更新は濃厚と言っていい。


