アビスパ福岡は10人の相手を攻略できず、5度目のスコアレスドローで11位に後退した。

2連勝で迎えたこの日は、今季最多5発快勝で下した前節3日のFC東京戦と正反対の展開となった。

前半のシュートは、FKの1本のみ。長谷部茂利監督(51)が「前半も極めて良くなかった」と指摘した低パフォーマンスで折り返した。

後半に入っても、退場で1人少ない相手のコンパクト守備を崩せず、もともと不安定な攻撃面の課題が浮き彫りになった。

決定力不足を再び露呈し、就任3年目の指揮官は「自分たちのボールをどういう風にアタッキングサードに入れ、どういう風にシュートを打つかというところ。その絵を合わせて行かないといけない」と、修正点をあげた。