1次リーグの最終節が行われ、プレーオフ(6月4、11日)に進む8チームが決まった。

ホームアンドアウェー方式で8強入りを争うプレーオフは6月4、11日に鹿島-福岡、広島-札幌、京都-名古屋、湘南-C大阪のカードで行われる。 A組は既に突破を決めていた鹿島が3-1でG大阪を下して1位、C大阪は大分と3-3で引き分けて2位通過となった。 B組は前回王者の名古屋が徳島に2-0で快勝して2位で突破。首位通過を決めていた広島は1-2で清水に敗れた。 混戦だったC組は京都が1-0で柏に競り勝って1位。札幌は1-1で鳥栖と引き分けて柏と勝ち点8で並び、当該チーム間の対戦成績の差で2位通過となった。 D組は湘南が1-0で磐田を下して1位、東京と0-0で引き分けた福岡が2位で突破を決めた。 プレーオフを勝ち上がった4チームがアジア・チャンピオンズリーグ(ACL)出場の4チーム(川崎F、浦和、横浜、神戸)と準々決勝(8月3、10日)に進む。

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清水エスパルスは今季ホーム初勝利を挙げるも、プレーオフステージ進出を逃した。

前半34分、左CKからDF岸本武流(24)が体で押し込み、先制点。今季加入の新戦力が移籍後初ゴールを挙げた。後半17分に同点ゴールを献上。一度は追いつかれるも、再び突き放した。同38分、味方からのスルーパスに抜け出したDF滝裕太(22)が右足で決勝点。両サイドバック2人の得点で競り勝った。だが、同組2位の名古屋グランパスも勝利したため、3位の清水は1次リーグ敗退となった。

▽移籍後初ゴールの岸本 気持ちで押し切ったゴール。今日はアグレッシブにプレーしようと思っていた。なかなか試合に出られず悔しい思いをしていた。チーム全員がいいプレーをしたと思う。スタメン組に刺激を与えられた。もっといい組織になって、チームとしても成長していきたい。

▽今季初ゴールを挙げた滝 攻撃は積極的にプレーしようと意識していた。ゴールシーンは前にいく自分の特徴を出せた。やっとホームで勝てたし、ゴールも取れた。この自信を大事にして次につなげていきたい。