C大阪がホーム浦和戦を2-0で制し、今季初の連勝を飾った。苦手だった本拠地では、これで3連勝。後半22分、先制PKを決めた主将MF清武は「(相手GKが西川)周ちゃんでやりづらかった。自信のあるコースを狙った」と左隅に決めた。終了間際にダメ押し点を挙げたMF毎熊は「(先発)11人に生き残るためにプレーしている」と、必死さをアピールした。

急性へんとう炎から2試合ぶりに復帰したDF西尾は、6試合ぶりの無失点に貢献。「(失点危機が多かった)前半を、しっかり耐えられたのが収穫」。これで5位に浮上し、首位鹿島とは勝ち点7差に接近した。小菊監督は「(次節)湘南に勝てば、優勝争いに加われる」と選手に伝えたという。先発、途中出場の選手の役割が明確で、攻守がかみ合ったC大阪は、J1通算300勝に王手をかけた。