ヴィッセル神戸が試合終了間際に2得点し、J3カターレ富山を逆転で破った。
2人の出場がスタジアムの重い空気を変えた。一部主力を温存した先発メンバーだったが、後半16分に今季リーグ戦全試合出場のDF酒井、11試合出場FW大迫が投入された。
大迫は「経験ある選手が見せる姿を表現しようと(酒井と)話した」と、ピッチに出る直前に、酒井とこうかわしていた。
試合は、前半で2点を奪われ、再三の決定機もゴールが遠い展開。後半25分、相手陣地深くでの低いクロスを、大迫が右足でねじ込み、反撃ののろしをあげた。「押し込む時間が長く、攻撃に専念できた」と振り返った。
同44分にMF佐々木が左CKをヘッドでたたき込み同点。同ロスタイム1分に再び大迫が、今度はヘッドで得点し、逆転した。
待望の今季リーグ2勝目をあげた北海道コンサドーレ札幌戦から中2日。勢いに乗りたい一戦をものにした。
ミゲル・アンヘル・ロティーナ監督(64)は「酒井と大迫が入ったことで流れが変わった。どういう気持ちで入ったのか、若い選手には学んで欲しい」と話した。【波部俊之介】



