三重のホームが「カズ効果」に沸いた。
鈴鹿FWカズ(三浦知良、55)は右太もも痛で欠場も、スタンドはカズ見たさとクラブの集客もあって両サイドのゴール裏までぎっしり。観客数4710人は、三重が19年のダービーで記録した4014人を大幅に更新するクラブ最多記録。鈴鹿開幕戦の4680人を上回り、今季のリーグ最多記録もつくった。
多くのサポーターの後押しを受けて1-1から終盤3連続ゴールで勝った三重の樋口監督は「この素晴らしい空気感に感謝している。大勢のファン、サポーターのお陰でいい試合ができた」。Jリーグの監督を歴任し、みちのく、埼玉、神奈川と多くのダービーで戦ってきた同監督は「特別な思いがある。選手たちには、ダービーを楽しもうと伝えた」と話した。
敗れた鈴鹿の三浦監督も「素晴らしい雰囲気の中でできたことは意味がある。しっかりした人たちが支えているクラブだと感じた」と好印象。終盤に3失点に「プロを目指すクラブとして言い訳はできないが」と前置きした上で「(1-2となる前の)76分までは試合になった。負けて得るものも多い」と、互いの意地がぶつかった濃い内容の試合を振り返った。



