J1最下位に沈むヴィッセル神戸が今夏の補強に、C大阪を退団した元日本代表MF乾貴士(34)の獲得に乗り出す可能性が16日、高くなった。

スペイン人のロティーナ監督が、同国1部エイバルで21年6月までプレーした乾の実力を評価しており、クラブ関係者も獲得候補に入ったことを認めた。18年W杯ロシア大会で2得点を記録した乾は、主に左の2列目を担うアタッカー。規律違反を発端に9日付でC大阪を退団し、現在は無所属でJ2岡山の練習に参加している。神戸の千布(ちふ)勇気社長(36)はこの日「限られた予算の中で、戦力になる選手の獲得を検討中です」とだけ答えた。

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