7大会ぶりの優勝を目指すガンバ大阪が、前回準優勝のJ2大分トリニータに逆転勝ちを収めた。

1-1の同点で迎えた後半21分、G大阪は途中出場のFWパトリックが勝ち越しゴールを決めた。終了間際には再びパトリックがPKを決めてとどめをさした。

前半14分、かつてG大阪に在籍したFW呉屋に先制点を献上。それでも後半4分、FW山見のゴールで同点に追いついた。

今季からG大阪を率いるのは片野坂知宏監督(51)で、昨季まで6年間、大分で指揮した。前回大会で大分を準優勝に導いた指揮官が、多くの教え子が在籍する古巣を下した。

G大阪は今季、既にルヴァン杯は1次リーグで敗退しており、J1リーグはここまで4勝5分け7敗で15位に低迷している。15年度大会で2連覇を達成した天皇杯で日本一をうかがう。