Jリーグは12日、6月の月間表彰を発表し、ベストゴールはサンフレッチェ広島・野津田岳人が18日のセレッソ大阪戦(エディオンスタジアム広島)で決めた強烈な左足のミドルシュートを選んだ。

Jリーグ選考委員会による総評は次の通り。

窪田慎二委員 「ボールを受ける前からシュートを意識したワンタッチコントロール、思い切り振り抜いた左足からのシュートはゴールネットを突き破りそうなすごい勢い。強烈なスピードと絶妙なコースに正確に突き刺し、お客様の度肝を抜いた」

宮本恒靖委員 「今シーズンの充実ぶりが表れたミドル」

柱谷幸一委員 「ファーストタッチを得意の左足の前に置いて振り抜いた強烈なミドルシュート!」

北條聡委員 「あっと息を呑むような豪快ミドル。ロケットのような球速、無回転の球質、GKをあざ笑う球筋が素晴らしかった」

寺嶋朋也委員 「これぞ野津田。強烈な弾丸ミドル」

野津田はクラブを通じてコメントを発表した。

「6月度の月間ベストゴールに選出いただき、ありがとうございます。この賞を貰えたのも普段から支えてくれるチームメートのおかげですし、感謝したいです。ゴールシーンを振り返ると、相手の最終ラインがクロスを警戒して下がっていたため、ミドルシュートを打てるスペースがありました。満田誠選手からパスを受けた後は、ボールを足に乗せながら、浮かさないようしっかり抑えることを意識してシュートを打ったことで、良いコースに飛んでくれました。自分の得意とするミドルシュートをホームで決められて嬉しかったです。これからもサンフレッチェファミリーの皆さんを喜ばせるシュートを決めていきたいと思っています」。

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