ガンバ大阪に今夏、ベルギー1部ベールスホット(22-23年から2部)から完全移籍で加入した元日本代表FW鈴木武蔵(28)が、出場可能となるセレッソ大阪戦で即先発メンバーに入った。

直近3試合の公式戦は無得点で3連敗中のG大阪は、J1リーグでは15位に低迷している。チーム合流約2週間で戦術的な練習の時間が十分なかった鈴木とはいえ、その決定力に頼ることになった。

鈴木のJ1での試合は、北海道コンサドーレ札幌時代の20年8月8日、清水エスパルス戦(アイスタ)以来になる。1-3で敗れたものの、鈴木は後半7分に一時は同点となるゴールを決めている。J1通算はこれまで163試合36得点。

同じく今夏、マンチェスター・シティから加入のFW食野亮太郎(24)は、ベンチスタートとなった。G大阪に在籍していた19年8月2日、ヴィッセル神戸戦(ノエスタ)に途中出場して以来の復帰戦になる。J1通算23試合3得点。

大阪ダービーの公式戦通算では、G大阪が27勝11分け19敗と勝ち越しているものの、最近10試合は1勝3分け6敗と相性が悪い。