25日にフランス1部パリ・サンジェルマン(SG)と本拠パナスタで親善試合を行うガンバ大阪は24日、片野坂知宏監督(51)らがオンライン取材に応じ、意気込みを示した。

最大収容人数4万人の動員が見込める一戦に、片野坂監督は「満員の中で試合ができるのはありがたい。どういうテンションで試合ができるか楽しみ。相手が本気度を出すのは、我々次第。受けるとか、引いて守ることは、できるだけしたくない」と意気込んだ。

パリSGには川崎フロンターレ、浦和レッズも敗れ、指揮官は「Jリーグ3チーム目のしんがりとして、勝てるか分からないが、選手はどれだけ躍動してくれるか。流れの中で得点したい」と具体的に目標を掲げた。

主将のMF倉田秋(33)は「夢のよう。ずっと見てきた選手たちと試合ができるのはうれしい。世界のスーパースターが相手で、メッシ、ネイマール選手を見てきたので楽しみ」と対戦を心待ちにし、DF三浦弦太(27)は「パリ相手にいい試合をして勝てれば、リーグ戦につながっていくので意識したい」。

現在のJ1リーグで16位に低迷するG大阪は、残留争いの真っただ中にいる。中断期間明けの30日、京都サンガ戦(パナスタ)に向けても弾みをつけたい試合になる。