川崎フロンターレ相手に3ゴールを奪った浦和レッズが今季初の3連勝を決めた。2点目を決めたMF松尾は「ホームで3連勝できて最高の気分です」と真夏の夜空に叫んだ。

J1王者を相手に開始直後からペースを奪取。前半4分、MFモーベルグの右クロスにMF伊藤が頭で合わせて先制。後半37分にPKで1点を返されるも、その3分後にMF岩尾が落ち着いて3点目を決め、再び突き放した。

これでチームは8試合連続負けなし。特に7月は5試合で3勝2分けと、暑さとともに勢いを増している。一時は9戦連続勝ち星をつかめず、苦しんでいたのがうそのよう。ゴールへの連係もかみ合い勢いに乗ってきた。7月最終戦のこの日は、「炎日(えんにち)」と題した夏祭りイベントがスタジアム前で行われた。冷たいかき氷を食べて、熱い勝利を見届け、夏の良い思い出になったはず。さらなる上位を狙い、浦和の祭りが始まった。