鹿島アントラーズから7月31日にガンバ大阪に新加入したブラジル人MFファンアラーノ(25)が3日、オンラインで入団会見を行った。

来日3年目の攻撃的MFは「チームのためにベストを尽くす」と宣言し、J1リーグで現在15位と残留争いの中にいることに「今の状況には驚いているが、自分が加入して、攻撃の部分で力を発揮できれば。勝ち点差は接近しており、1試合勝てば上にいける。目の前の試合に勝つことに集中したい」と決意した。

練習に合流して、この日で2日目。「(片野坂監督には)1つのポジションに固定せず、いろんな位置で試してもらっている」という。

鹿島では2020年から約2年半でJ1通算68試合8得点。今季はここまで12試合(463分)1得点にとどまり、出場機会に恵まれていなかった。

小野忠史社長は「片野坂監督のサッカーを、より進化させるためにオファーさせていただいた。残り11試合になり、J1残留を果たすために1つも落とせない。必ず巻き返しを図り、1つでも上の順位にいきたい」と期待していた。