今季3度目の3連勝を狙うセレッソ大阪は17日、ジュビロ磐田の本拠地ヤマハに乗り込む。

勝てば前節の4位から待望の3位浮上の可能性がある。来季のアジア・チャンピオンズリーグ(ACL)出場権を得るために、残り6試合は取りこぼしができない状況だ。

16日にオンライン取材に応じたDF西尾隆矢(21)は、8月27日サンフレッチェ広島戦以来の出場を先発で飾る可能性がある。

「僕自身もそこ(3位以内)は視野に入っているので貢献して、より1つでも高い順位にいきたい。全員が思っているところ」

パリ五輪の中心に期待される西尾は、ここまで20試合の出場を誇る。だが、けがの影響もあり、天皇杯を含めた最近の公式戦は、ベンチ入りは続けながら4試合連続で出番がなかった。

21、25日にはルヴァン杯準決勝浦和レッズ戦も待つ。強行日程が続くだけに、磐田戦は西尾を含めた数人の先発変更も予想される。

大胆かつ細心な采配が真骨頂の小菊昭雄監督(47)は「ルヴァン杯2連戦のことも考えながら、私自身、マネジメントして勝てるようにしたい」と、言葉に含みを持たせた。

DF舩木、MF中原、FWブルーノ・メンデスら、最近は先発機会が少なかったメンバーの動向も注目されるが、総動員で勝利を目指すC大阪の姿勢は何も変わらない。