京都サンガのホーム最終戦は、京阪ダービーとなった。京都は前節までJ2降格圏16位と勝ち点1差の14位。一方のセレッソ大阪は4位。前半は互いに譲らず、0-0で折り返した。

後半13分、京都はDF荻原拓也が積極的に左足でシュートを放つも、惜しくも右のポストを直撃。C大阪も同20分、MF奥埜博亮のミドルシュートがGKの好守で得点ならず。両チームとも、得点が動かないまま試合は終盤へ。

同37分、C大阪の絶好の得点機を京都GK上福元直人がファインセーブ。その直後にもDF井上黎生人が体を張り、顔面ブロックでゴールを守った。

J1残留へ、最後まで勝利を求めた京都。終了間際に左サイドを崩し、MF荒木大吾がフリーでシュートを放つも、枠をとらえきれず。0-0のまま試合を終えた。

京都は16位に転落し、11月5日の最終節で磐田とアウェーで対戦する。

◆J1残留争いの行方 最終節を残して最下位磐田の1年でのJ2降格が決定し、自動降格の残る1枠は15位G大阪、16位京都、17位清水の3チームの争いとなった。勝ち点33の清水は最終節の札幌戦で引き分け以下ならJ2降格となり、来季、史上初めてJ1から静岡県のチームが消えることになる。なお、13位湘南と14位福岡はJ1参入プレーオフに回る16位になる可能性が残っている。

【スコア速報】V決定は最終節へ