北海道コンサドーレ札幌が9日、「Jリーグアジアチャレンジinタイ」参加のため、タイ遠征に出発した。

12日にタイ1部ブリラム、15日に川崎フロンターレと対戦する。サッカーでの海外遠征は初というDF岡村大八(25)は「やるからにはしっかり負けないで、優勝できるように頑張りたい」と連勝を誓った。

負傷者やベテラン、期間中の北海道内での別イベント参加者をのぞき、若手主体で臨む。W杯カタール大会の関係で例年より約1カ月早くシーズンが終了して長期オフに突入しているが、今季チーム最多8得点を挙げたMF青木亮太(26)は「まだ(シーズンが)終わった感覚はないので、しっかり勝ちにいく気持ちでやっていきたい」と実戦機会を歓迎した。

今季は開幕からJ1記録の6戦連続ドロー発進で前半は白星を重ねるのに苦労した。だが、9月以降は5勝2分け1敗と好成績を残し、終盤にかけて調子を上げた。そのためFW小柏剛(24)は「来年につなげるためにも、ミシャサッカーをしっかり体現できたら」と、自信を持ってシーズンを終えて、新たなシーズンを迎えるつもりだ。