J1名古屋グランパスは30日、ヴァンフォーレ甲府の天皇杯優勝に貢献したMF山田陸(24)を完全移籍で獲得したことを発表した。

東京・清瀬市出身。小学世代から大宮の下部組織で育ち、17年にトップチーム昇格を果たした。J3の盛岡、大宮、長野などを経て20年からJ2甲府でプレーしていた。今季はリーグ戦40試合1得点。

「J3やJ2で得た貴重な経験を糧に、挑戦する姿勢を大事にして名古屋で頑張りたい。名古屋の地でチームの目標に対して貢献することはもちろん、地域にもなじみ、自分自身の挑戦が成功できるように全力を尽くします」とコメントした。

優勝した天皇杯は決勝などに出場し、名古屋の長谷川健太監督の心をつかんだようだ。