夏の総体王者・前橋育英(群馬)と技巧派集団・昌平(埼玉)の対決は、前橋育英が逆転で昌平に競り勝ち、ベスト8に進出した。

先制したのは昌平。前半3分、前橋育英のGKが前に飛び出しシュートブロック。ゴール前30メートル付近でそのこぼれ球を拾ったFC東京内定のMF荒井悠汰(3年)が、がら空きのゴールに向かいふわりとしたロングシュート。ネットを突き刺し先制した。前橋育英も前半13分、ペナルティーエリア内を細かいパスで崩しFW山本颯太(3年)のゴールで同点に。前橋育英はさらに後半5分、MF青柳龍次郎(3年)が右サイドのクロスを1タッチで合わせ勝ち越した。

前橋育英は速い出足で昌平の攻撃の起点の芽を摘み、相手に攻撃の機会をほとんど与えなかった。

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