悲願の初優勝を飾った岡山学芸館は、岡山県勢としても初の日本一となった。

優勝を告げる笛が鳴り、選手はピッチに倒れ込んだ。ベンチにいた高原良明監督(43)も涙を流した。

試合直後のインタビューに、高原監督は「この夢の舞台で、こんな素晴らしい試合をしてくれた選手たちに感謝したい」と、まずは選手に頭を下げた。

さらに「苦しいコロナ禍の状況が続いたが、ピッチに立っているメンバー、サブのメンバー、スタンドで応援してくれているメンバー、本当に135人でチーム一丸となって日本一が取れたんで、うれしく思う」と重ねて感謝した。

DF井上斗嵩(つかさ)主将(3年)も「ありがとうございます。もう、本当にうれしい」と続き、この試合で勝ち越し&ダメ押しの2ゴールを挙げたMF木村匡吾(3年)は「いや、実感が…。うれしいです、うれしいです。(将来の夢は)プロサッカー選手になりたい」と感無量の様子だった。

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