清水エスパルスは3-2で昨季J1で2位の川崎フロンターレを下し、今季公式戦初勝利を挙げた。前半6分、右クロスをFWオ・セフン(24)が打点の高いヘディングで合わせて先制点。韓国人助っ人の昨年4月以来となる公式戦今季1号で先手を取ると、たたみかけた。直後の7分。敵陣でボールを奪い、カウンターからの左クロスをMF白崎凌兵(29)が右足で追加点。2分間で2得点を奪う「先制パンチ」を浴びせた。
終始ボールを握られる展開も想定内で、ゼ・リカルド監督(51)は「辛抱強く守って、我々の流れに持っていきたい」。後半22分に失点。同25分にMF中山克広(26)がチーム3点目を奪うも、PKで再び1失点差に迫られた。それでも、最後は体を張った守備でリードを守り抜いた。
指揮官は「チームが成長するためのいい機会」と位置付け、4日のリーグ長崎戦から先発9人を変更。出番が少なかった選手らの躍動でチームを勢いづけた。2015年5月から公式戦16試合勝ちなし(3分け13敗)だった難敵から8シーズンぶりの白星。開幕から3戦連続ドローと停滞しているリーグ戦に弾みをつける価値ある1勝となった。【神谷亮磨】



