日本サッカー協会(JFA)は9日、第103回天皇杯の決勝戦を12月9日に国立競技場で開催することを発表した。準決勝は10月8日で、会場は未定。

前回大会の決勝は日産スタジアムで行われており、2年ぶりの国立開催となる。

天皇杯決勝は元日の風物詩として1月1日に開催されてきたが、これで3年連続で元日開催ではなくなる。

ここ2年間は選手会からオフの確保の要請を受け入れたものだった。今回は24年1月に日本代表がアジア杯を控えており、その負担を考慮したもの。JFAの宮本恒靖専務理事がこの日の理事会後に取材対応し「元日にやる重みは分かっている中で設定した。苦肉の策というか」と説明した。