京都サンガの連勝が3で止まった。本拠地に1万6495人を集めた“関西ダービー”で、シュート数は11-9と上回りながら後半に3失点し、7位に後退した。

ただ、完敗をしても曹貴裁監督は強気に振る舞った。

「結果(スコア)だけを見れば上を向く材料はないが、選手のファイティングスピリットは次につながる負けだった。0-1より、こういう負けをした方が切り替えができる。やっていることに間違いはない。ミスをした時に最小失点で抑えられるメンタリティーがこれからは要求される」

U-22(22歳以下)日本代表として、欧州遠征から帰国したばかりのMF川崎颯太(21)は「内容に差を感じなくても、結果には圧倒的な差がある。やられたら負け。個人的に(欧州遠征の)疲れはなかったつもりですけれど、もっとハードワークをして、動かないといけなかった」と悔しがった。