北海道コンサドーレ札幌MF小林祐希(31)が戦列復帰に向けて順調だ。27日、札幌・宮の沢での練習に参加。左太もも裏肉離れで離脱していたが、今週から全体練習に合流している。「心肺的には上げなきゃいけないけど、ボールフィーリングとかはそんなに変わらない」と回復をアピールする。

1日川崎フロンターレ戦で負傷した。関東でリハビリ期間を過ごしていても、心はチームとともにあった。リーグ戦2試合、ルヴァン杯1試合、関西含むアウェーでの全3試合の会場に自ら駆けつけた。「関東にいたし、行きやすかったので。いちサポーターとして行っただけ。(自分が)いるだけでピリッとすると思うので」。プレーはできなくても、チームと一緒に戦った。

サポートも忘れなかった。ゲームキャプテンを務めたMF荒野拓馬(30)に対しては、失点した時のチームメートへの声掛けを常に助言。「声を掛けて顔を上げさせろって言い続けた。キャプテンらしくなったと感じている」とうなずいた。

ピッチに戻れば、プレーでチームを鼓舞する。合流して日数は少なくても、目指すは次節29日アウェー横浜FC戦(ニッパツ)での4試合ぶり復帰。「行ける準備はできている」と頼もしく言い切っていた。【保坂果那】

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