北海道コンサドーレ札幌を運営するコンサドーレの株主総会が28日、オンラインで行われた。

22年度の売上高は前期比106・3%の36億534万円。純損失は7億1742万8000円で5期連続の赤字となった。商品売上高が2億9543万円で前期比89・9%と伸びなかった。

三上大勝代表取締役GM(51)は純損失の増加について「我々の思うように動員が進んでいかなかった。一方でお客さんを入れ込むための支出が予算オーバーしてしまった」と興行面を挙げた。

赤字解消を目指し、クラブの組織体制の改革を進めており、「最大限の経営努力を社員一同一緒になってやっていくなかで、まずは来期赤字をかなり少なくできるのではないか」と見通しを話していた。

23年度事業収入予算は41億1900万円を見積もっている。