鹿島アントラーズがFW鈴木優磨(27)の2戦連発弾、MF土居聖真(30)の「1分30秒で2発」など4発でガンバ大阪に大勝し、今季ホーム初勝利と初の連勝を飾った。

鹿島は後半3分、左コーナーキックからMF仲間隼斗(30)が一度、ニアに走り、その後ファーに流れてフリーになると、MF樋口のクロスを左足で合わせ先制。後半19分には、中盤でボールを奪いカウンターに転じ、MF名古が右サイドをえぐりクロスを送り、鈴木が頭で合わせて追加点を挙げた。後半41分には、途中出場のMF土居聖真(30)が、MF藤井の左からのパスをゴール前で左足で合わせ3点目。土居は直後の後半42分にもペナルティーアークから右足を振り抜きネットを揺らした。

G大阪はボールを握るも、後方で回す場面が多く、攻撃エリアで効果的な攻めができなかった。MF宇佐美貴史(30)は相手の複数のマークもあり、結果を残せなかった。

鹿島もG大阪も、Jリーグ発足当時からJリーグに加入している「オリジナル10」。国内タイトルだけでなく、アジア制覇も成し遂げた名門。だが、近年は指揮官が交代し、新しいチーム作りに着手するも、鹿島は13位、G大阪は16位と苦しんでいた。

鹿島は23日の前節のアルビレックス新潟戦と同様、4-4-2で挑んだ。相手にボールを持たれる時間が長かったが、連動した守備でボールを奪取し、何度も効果的なカウンターを繰り出した。我慢の展開でセットプレーで先制し、エースが追加点と理想の展開。守っても、2戦連続無失点で終えた。

前回のホーム戦(15日)は、ヴィッセル神戸に5失点の歴史的大敗を喫したが、その悪夢を払拭(ふっしょく)する勝ち方で勝ち点3を手にした。