BTOP北海道に今季から加入した唯一の高卒ルーキーDF高道勇壮(18)が、0-1とリードされた後半28分から公式戦初出場。右サイドバックの位置に入ると、3分後に中央に駆け込み、左からきたボールをうまく右肩の後ろに当て、DF阿部遼海(22)の同点ゴールをアシストした。「先輩方がみんな優しくて、いつも『自信を持ってやれ』と励ましてくれます。今日も先輩たちの声があったから、自分らしくプレーできました」と、感謝を口にした。

本来は攻撃的MFの選手で、高校時代は“得点するとチームが負けない”神話を、2年間も継続した時期があるほどの勝負強さが自慢。今季からチームを指揮する磯部和彦監督(28)は「まだまだ成長途上だけど、ミラクルだね」と、逆転勝利につながったプレーをほめていた。