鹿島アントラーズの岩政大樹監督(41)が26日、サガン鳥栖戦(27日、駅スタ)に向けオンライン取材に応じ、チームが成長期に入った手応えを口にした。

24日のルヴァン杯・柏レイソル戦ではリーグ戦とは異なるメンバーで戦い無失点勝利。指揮官は「チームづくりをまた1歩進めてくれるような勝利になった」と位置付け「リーグのメンバーが活躍し、カップ戦のメンバーも同様に勝ちをもたらし、選手が競争と成長のサイクルを、スタートし始めて、かなり成長期に入ったところ」と話した。

ルヴァン杯・柏戦の試合終盤では、相手の猛攻をしのぎ、守り切った。4月にリーグ戦で4連敗を喫した際も、終盤に逆転をされる場面があった。岩政監督は、4月19日のルヴァン杯のアビスパ福岡戦も終盤に失点したことを挙げ「あれによって、かなりルヴァンで苦しんでいる」と振り返る。

5月は試合の進め方も進歩し、無敗。着実に勝ち点を積み重ねており「ようやく自分たちが進むべき道を、みんなが確信を持って進めている。先日の柏戦と福岡戦の違いでもある。選手がどういう場面でどういうことをすべきか、整理できて網羅できている」と手応えを口にした。