鹿島アントラーズは後半アディショナルタイムにFW鈴木優磨(27)のヘディング弾で追いつき、サガン鳥栖と2-2で引き分けた。鈴木は今季8点目。鹿島は4月15日のヴィッセル神戸戦以来、7試合ぶりの複数失点だったが、最低限の勝ち点1は手にし、リーグで7戦無敗となった。

先制したのは鳥栖。前半27分、左サイドを崩しMF小野が左からクロス。ファーのMF長沼が折り返したボールを、ゴール中央のMF森谷が合わせて先制した。鹿島も直後の前半34分、FW鈴木が折り返したボールをMF名古が頭で押し込み同点に追い付く。

その後、一進一退の展開の中、鹿島が不運な形で失点を許す。後半25分、DF関川の縦パスが引っかかり、鳥栖MF手塚が拾って縦パス。FW小野が受けるとペナルティーアーク付近からシュート。シュートはポストに当たった後、鹿島GK早川の体に当たりゴールに吸い込まれた。

今季初の連勝まであと1歩だった鳥栖だが、後半アディショナルタイム。鹿島FW鈴木が、左サイドからのDF安西のクロスを頭で合わせ勝ち越し。土壇場で追いついた。