注目の一戦で後半35分にベンチに下がったイニエスタが、バルセロナのシャビ監督と熱い抱擁を交わし、この日1番の歓声を浴びた。
敵陣ゴール前にいたイニエスタは、交代を告げられると近くにいたバルセロナMFガビと抱擁。その後、タッチラインまでいき、ピッチを後にするとテクニカルエリアを越えて近づいてきたシャビ監督とがっちり抱き合った。
イニエスタが交代する際、会場は拍手に包まれていたが、抱擁の瞬間に「おおお~」という大きな歓声が上がった。
イニエスタと選手時代のシャビ監督は、スペイン代表、バルセロナの黄金期の中盤を支えた盟友だった。 試合後、「天皇杯を掲げた特別なスタジアムで、ファンのみなさんの前でプレーできたことを喜んでいる」と主役は話した。
「特別な日で、バルサが24時間の強行スケジュールで来てくれたことを感謝している」と古巣に感謝した。「日本はわが家」とも口にした。