J1のFC東京と包括連携協定を結んだ京王電鉄が1日に都内で会見を行い、京王沿線周辺を中心とした地域活性化に貢献していくビジョンを示した。

同協定は5月10日に締結された。ホームスタジアムである味の素スタジアム最寄り駅が京王線の飛田給駅であることから、すでに何度もコラボレーションしている。クラブのデザインが施された記念乗車券の販売や、車内アナウンスをMF松木玖生ら選手が行うなど、さまざまな企画で発信を重ねてきた。

今回はスポンサー契約も結んでおり、両者がより連係を強化した。京王電鉄の都村智史社長は「輸送人員はコロナ前の85%くらいが半年間続いており、この水準で着地するのだろうと思う」と、今後の見通しを語り「移動の需要を作ることは今まで以上に大きなテーマになっている。スポーツは強力なコンテンツ」と続けた。

リーグ戦の半分を終えた今季、現時点でFC東京は観客動員数でトップに立っている。クラブの川岸滋也社長は「京王電鉄にとってFC東京が重要なものだとお認めいただいたのだと思っている」と話した。すでにウオーキングイベントやサッカー教室など今後の企画が話し合われているといい「スポーツに触れる機会を今まで以上に作っていきたい。街の魅力を高めるお手伝いができれば」と、試合以外の面でも全面的に協力していく考えを語った。