J2藤枝MYFCは1-2で山形に敗れ、5戦勝ちなし(2分け3敗)となった。

前半3分、自陣左サイドを崩され、失点。開始早々に出ばなをくじかれたが、攻撃的な姿勢を崩さなかった。自陣からボールをつなぎ、試合を掌握。FWアンデルソン(22)やMF岩渕良太(33)が攻撃を引っ張り、積極的にゴールに迫った。同36分にはMF榎本啓吾(23)がクロスバー直撃の右足ミドル。シュート数と決定機で相手を上回った展開が後半につながった。

同1分、左サイドから逆サイドに展開。右クロスを岩渕が右足ダイレクトで合わせてネットを揺らした。ベテランの5試合ぶり今季5号で同点。試合を振りだしに戻すと、須藤大輔監督(46)も勝負に出た。同16分に、今夏加入したばかりのMF田中宏武(24)とFW中川風希(28)を同時投入。指揮官は「新しい選手も入った違うスタイルを見せる」と、即戦力2人が加わった「新体制」を試した。

J3今治から加入した中川は「ゴールが求められている。そこのクオリティーは見せたい」。前線でボールを呼び込むと、左サイドを突破してチャンスを演出。J1札幌から加入の田中も得意のドリブル突破で攻撃を活性化させた。

だが、最後までゴールが奪えずにいると、最終盤で耐えきれなかった。ロスタイムに痛恨の失点。悔しすぎる敗戦を喫したチームは、ホームで5月21日の徳島戦以来、6戦勝ちなしとまたしても本拠地で勝てなかった。【神谷亮磨】