ジュビロ磐田はFWジャーメイン良(28)が挙げた1点を守り切り、アウェーで甲府に1-0の完封勝ち。

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連敗阻止へ、磐田が積極的に甲府ゴールに迫った。前半6分、FWジャーメイン良(28)の落としにMF金子翔太(28)が左足を振り抜いた。同27分には、こぼれ球を拾ったDFリカルド・グラッサ(26)の左足ミドルがポストを直撃。いずれも得点には至らなかったが、何度も決定機を演出。試合序盤から得点の雰囲気を漂わせた。

すると、0-0の前半43分に狙いがはまる。MF遠藤保仁(43)の右CKに、ジャーメインがニアサイドで反応。頭で合わせ、ネットを揺らした。この日、横内昭展監督(55)はFKの名手・遠藤を7試合ぶりに先発起用。その「強み」を存分に生かし、セットプレーから先制に成功した。

今季、先制した試合は17戦無敗(14勝3分け)。終盤は押し込まれる時間帯が続いたが、守備陣が体を張ってリードを守った。前節は首位町田との直接対決に敗戦。指揮官は「この試合の重要性を選手が理解して開始から自分たちのサッカーを、勇気をもってやってくれた」とうなずいた。

2試合ぶりの勝利を挙げ、敵地で勝ち点3を獲得。ジャーメインは「もう1度上を目指すという姿勢をクラブで見せられた。サポーターも含めて一丸となって1戦1戦やっていきたい」と力を込めた。再び首位町田を追う。