埼玉出身の浦和レッズFW高橋利樹(25)が埼玉スタジアム初ゴールを決めた。

1ゴールとPK獲得で6発大勝に貢献し、「埼スタで点を取ることができて、本当にうれしい」と地元弾をかみしめた。

「冷静に相手を見られた。うまく切り返せた」とゴール前でも落ち着いていた。2-0の前半17分、MF小泉佳穂からフリーでボールを受けると、右足でのキックフェイントを挟み、左足でファーサイドに流し込んだ。

持ち味の前からのプレスがPK獲得につながった。「そこは自分の特長。やり続けたい」。言葉通り、猛然と相手DFを追った。トラップに詰めてボールを奪取すると、足が掛かりペナルティーエリア内で転倒した。1度はシミュレーションの反則を取られたが、VARの結果、PK判定に覆った。

先月24日のアウェー、ガンバ大阪戦でJ1初得点を奪うなど、徐々に存在感を発揮している。だが「自分は(ポジションを)確立できていない」と慢心はない。リーグ戦、ルヴァン杯、ACLとタイトル獲得の可能性を残す試合が続いていく。「どんどん点を取ったり、アシストという目に見える結果を残していきたい」。地元出身アタッカーが浦和を高みへと導く。