連覇を狙う浦和レッズが、J組首位の浦項(韓国)にホームで0-2で完敗し、1次リーグ突破へ厳しい状況に追い込まれた。相手のフィジカルとスピードに飲まれ、攻守で後手を踏んだ。確実に1次リーグを突破できるのは各組の1位だけ。折り返し地点で首位との勝ち点差が5に広がったが、今節の敗戦を糧に巻き返しへ向かう。
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韓国リーグ2位の浦項に、強度とスピードで圧倒された。リーグ、ルヴァン杯、ACLの3つのタイトルを狙う浦和は、20日の柏戦から先発6人を入れ替えて臨んだ。相手のマンツーマンの守備と固い最終ラインに大苦戦。前半22分にカウンターから失点した。
スコルジャ監督は後半頭からDF酒井、負傷から復帰したMF中島を投入し打開を図ったが、後半4分に再びカウンターを浴びて失点。攻撃も不発に終わり、敗戦と同時にスタンドからブーイングが起こった。
主将の酒井は「(ボールを)取られた後の反応が一番良くなかった。そこで流れを止める作業が相手の方が速かったし、攻撃も相手の方が速かった」と敗因を分析した。攻守の切り替えの速さは、リーグ3位の浦和の強みだ。そこでも相手が上だった。「僕らもJでは速い方だけど、Jで感じたことがない速さだったと思う。個人的にはおもしろかった試合」と振り返った。
確実に1次リーグ突破ができるのは各組1位。ホームでの痛恨の敗戦で浦項との勝ち点差が5に開き、連覇に黄信号がともった。だが、百戦錬磨の主将は「負けたことから学ばないといけない」と冷静だった。Jリーグで感じたことがないスピードを体感したのも、1つの学びと感じている。
過密日程の中、メンバーを入れ替えながら戦っている。中盤で先発したMF柴戸はリーグではわずか6試合の出場。期する思いでピッチに立ったが45分で交代となり、「球際と局面で負けた。もっとできた。練習からもっと突き詰めてやっていきたい」とリベンジを誓う。この敗戦を糧にチームの総合力を上げ、連覇への歩みを進めていく覚悟だ。【岩田千代巳】



