川崎フロンターレがアジア・チャンピオンズリーグ(ACL)東地区1次リーグ第5戦でジョホール・ダルル・タクジム(JDT=マレーシア)を5-0で下し、5連勝で決勝トーナメント進出を決めた。

試合開始からゲームを支配し、前半8分にDF大南拓磨(25)の右クロスをMF家長昭博(37)が詰めて先制。後半5分に家長の右クロスにFWレアンドロ・ダミアン(34)がボレーで決めて、リードを広げた。同15分にはDF山根視来(29)の右クロスにMFマルシーニョ(28)がヘディングで合わせて3点目を奪った。

後半から途中出場の選手が躍動する。同24分にMF遠野大弥(24)の右クロスに、FW小林悠(36)がヘディングで合わせ、1度相手GKに弾かれたところを再び小林がボレーで決め、同43分、途中出場のMFシミッチ(30)のパスをFW宮代大聖(23)が落とし、山根が左足でミドルシュートを決めて5得点のゴールラッシュを締めくくった。

鬼木達監督(49)は「ACLの予選突破がかかった試合で点差的にも選手が素晴らしいものを残してくれた」とたたえた。

1得点1アシストの家長について「前線の選手であればゴールやゴールに絡む仕事が非常に重要。でもそれ以外にも重要や役割を担っている。ゴール以外にもゲームをコントロールするという意味で彼の影響は非常に大きい」。同じく1得点1アシストの山根についても「非常に良い成長を遂げてくれていると思います。ここ数試合躍動している」と絶賛した。

これで開幕から5連勝で勝ち点を15に伸ばし、最終節を残して首位が確定した。

17年に監督に就任してから、リーグ、ルヴァン杯、天皇杯とタイトルを獲得してきたが、ACLとは縁が無かった。悲願のACL制覇に向けて、ホーム最終戦を最高の形で締めくくり、「ACLをこの形で突破できたことはうれしく思います」。

ただ、油断は一切ない。「ここからが一番難しいところ。短い期間で選手の成長とチームの成長をとにかくさせながら、来年になりますけど、(タイトルを)取れればいいなと思います」と力を込めた。【佐藤成】

【ACL】川崎Fが5連勝で決勝トーナメント進出、横浜は仁川に敗れる/ライブ速報詳細