J3大宮アルディージャは11日、U-18フィジカルコーチ兼U-18コーチを務める横山知伸氏が、1月4日に亡くなったと発表した。38歳だった。

18年末に脳腫瘍を患っていた横山氏は、昨年夏に再発と診断され、治療とリハビリに励んでいたという。

クラブは「ご逝去の報に接し、大宮アルディージャ一同、大きな驚きと深い悲しみに暮れております。故人の生前の功績を偲ぶとともに、謹んでご冥福をお祈りいたします。

なお、葬儀は家族葬にて執り行われました。本来ならば早速申し上げるところではございましたが、ご遺族の意向により訃報のご連絡を葬儀後とさせていただきましたことをご容赦ください。また、ご供花、ご香典、ご弔問等は固く辞退させていただきたいとのお申し出がございましたので、何卒よろしくお願い申し上げます」と声明を出した。

後日、「お別れの会」を執り行う予定。日時、場所等の詳細が決まり次第、発表するとしている。

横山氏は東京・帝京高から早大へ進学。08年に川崎フロンターレへ加入し、セレッソ大阪、大宮、北海道コンサドーレ札幌、ロアッソ熊本、FC岐阜を経て19年に現役引退。J1通算162試合7得点、J2通算48試合3得点を記録している。