大分代表として23年度の全国高校サッカー選手権に出場した柳ケ浦において、40代男性監督が無期限指導停止措置を受けていることが29日、分かった。現在総監督、コーチ陣が指導にあたっている。

現在謹慎中の監督は、昨年12月の大阪合宿中にチームメートへの暴力行為を働いた選手を、学校の指示に従わず、選手権に出場させたという。学校側は、当該選手を出場させない判断を下していたため、独断行動が問題視された。

学校としては「暴力は容認できない」という厳しい対応だ。だが、現在詳細を調査中で、渡辺啓教頭は監督について「期限は決めていないが一時的な措置。監督を外すことなく、今後彼に復帰してもらう話にはなると思う」と前向きな態度であることを示した。