ヴィッセル神戸は4日、神戸市内のいぶきの森球技場で公開練習を行った。

昨季10ゴール10アシストでリーグ制覇に大きく貢献したFW武藤嘉紀(31)は「得点もアシストもしっかり量産することが目標。タイトルを取った喜びは本当に計り知れないものだったので、もう1回それを味わいたい」と、タイトル獲得への強い意欲を示した。

1日まで行われた沖縄キャンプでは、新加入選手も含めたチームづくりに手応えを得た。「僕らのサッカーは結構特殊なので難しいところがあるけど、人間性も良い選手たちが来てくれて、吸収しようという気持ちもあるから、僕らもしっかり寄り添った」。より高いレベルでの戦いをするために必要となれば、厳しいことも遠慮なく伝える覚悟で、「寄り添いながらも厳しく接していきたい」と付け加えた。

「今年32歳になるので、ケアやトレーニングにはより一層気を使わないといけない」という新シーズンに向けて、武藤は脳や目のトレーニングを新たに導入した。「今まであまりやったことがなかったけど、自分のウイークポイントがわかった。少しでも成長できればいい」。貪欲な姿勢にとどまる気配はない。

7日に控えるインテル・マイアミとのプレシーズンマッチでは、FWリオネル・メッシ(36)らスター軍団とぶつかる。エイバルに所属した20-21シーズンにスペインでプレーしているが「メッシとはやったことないんですよね」と初対戦を楽しみにし、「昔から好きな選手だった」というFWルイス・スアレス(37)との再戦にも意欲を見せた。

親善試合とはいえ、神戸は勝負にこだわって戦う考え。武藤は「(マイアミは)旅行気分かもしれないけど、僕らは今季最初の舞台でもあるので、何が何でも勝ちにいきたい。フルスロットルでいこうと思っています」と、今季初めて公開する実戦に全力で戦うことを誓った。【永田淳】