浦和レッズは、ホーム開幕戦で、昇格組の東京ヴェルディと1-1の引き分けに終わった。相手のコンパクトな守備陣形に苦戦し、前半のシュートはわずか1本。後半はメンバーを交代しながら、徐々に攻撃のリズムをつくったが、得点は後半44分にDF大畑歩夢がペナルティーエリアで相手に倒されて得たPKをDFショルツが決めた1点だけに終わった。

試合後、浦和のヘグモ監督は「本日は勝ち点1を取ることが出来たことが大事だった」と振り返った。「前半はインサイドハーフの裏抜けという重要なプレーが欠けていた。ウイングもそう相手にとって守りやすいプレーになってしまった。後半は裏抜けのシーンも増え、ボールは握れたが、もっと決定機をらないといけない。ラストサードのプレーを向上させないといけない」と課題を掲げた。

この日は、ドリブルで攻撃のアクセントを付けるMF前田直輝がベンチ外。指揮官は「1日に発熱した。回復を待ったが、完全ではないので本日は出られなかった」とし、MFオラ・ソルバッケンと大久保智明についても「来週しっかり練習できればと思う」と明かした。

【動画】浦和、終了間際にショルツがPKを決め同点