静岡SSUボニータが開幕戦で勝ち点1をつかんだ。ホームで昨季覇者オルカ鴨川FCに1-1のドロー。昇格2季目となるチームの初勝利は、次節に持ち越された。
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2季連続の開幕ドローで幕を開けた。2021年以来3季ぶりに指揮を執る本田美登里監督(59)は「選手がやるべき仕事をしっかり行ってくれた。これから1試合ごとに成長していければ」とうなずいた。
勝利こそ逃したが、アグレッシブさを武器とする大学生2人が、ピッチで躍動した。まずは前半40分、古巣相手に燃えるMF土屋佑津季(25)が、左サイドを突破し中央へクロスを送ると、FW山本心(19=静岡産大2年)が右足でネットを揺らし先制。昨季開幕戦(1△1スフィーダ世田谷)に続く2年連続ゴールに「ホームでの得点は初めて。うれし涙が出た」と、ピッチに若きストライカーの笑みがはじけた。
その山本と同級生で、この日リーグデビューを果たしたGK安間帆乃香(19)も、開幕戦の舞台で持ち味を十分に発揮した。失点1を記録も、再三のピンチで好セーブを連発してチームに貢献した。試合当日のミーティングで先発を告げられた19歳は「めちゃくちゃ緊張した。先輩たちの声掛けのおかげで、落ち着いてプレーできた」と振り返った。
次節は23日、アウェーでニッパツ横浜FCと対戦。昨季2敗の難敵相手に新主将のDF塩沢優(28)は「次こそ勝ち点3を挙げたい」と今季初勝利を見据えた。【山口昌久】



