WEリーグで3位の新潟レディース（L）は24日、ホームで11位セレッソ大阪ヤンマーと対戦する。試合前日の23日は聖籠町で最終調整を行った。

U－20女子アジアカップ（アジア杯）ウズベキスタン大会（3～16日）に同日本代表として出場したMF白沢百合恵（19）は、「代表で経験したことを生かし、勝利に貢献したい」と意気込む。

アジア杯は1次リーグ3試合出場で1得点。本職のボランチのほかウイングバック、トップ下でプレーして経験値を上げたが、「優勝できなかったことと、準決勝、決勝に絡めなくて悔しかった」と振り返る。チームは決勝で北朝鮮に敗れ4連覇を逃したが、8月末に開幕するU－20女子ワールドカップ（W杯）コロンビア大会への出場を決めた。「W杯は主力でピッチに立ちたい。球際で負けないことを常に意識し、リーグ戦でアピールを続けたい」。

ここ4戦無敗（3勝1分け）と好調を維持する新潟Lは、勝ち点27で首位を走るINAC神戸を同4差で追う。前節20日のアウェー千葉L戦（0－0）を欠場し、体力があり余っている白沢は「運動量を増やし、テンポよくボールを動かせるようにしたい。絶対に勝つ」と気合十分に話した。【小林忠】